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2020年6月20日

ドイツ現地採用はおすすめです。

Move to Germany

「ドイツで就職するために必要なプロセス」をnoteに書きました。
ドイツで就職するために必要なプロセス

こんにちは、筋肉めがねです。

そろそろ日本での仕事にも慣れてきたし、海外に行ってグローバルな仕事をしながら、日本では味わえない生活をしてみたい。

ドイツってどうなんだろう?
先進国で経済も安定してそうだし、週末に他の国に旅行に行けそうだよね。

しっかり給料もらって、そしてしっかりバケージョンも取れるって魅力的に見えるけど、実際どうなの? ドイツで現地採用されたらどんな生活になるの?

そういう疑問にお答えする記事を書きました。

この記事を参考にしていただければ、ドイツに行こうか行くまいか迷っているあなたも、「うん、ドイツに行こう!」となるんじゃないでしょうか。

簡単に自己紹介をしますと、 ドイツに移住してきて9年目、こちらで仕事をはじめて8年目の筋肉めがねです。 9時-17時の仕事とは言いつつも、ほぼほぼ僕の裁量で仕事を進めさせてもらっているので、コアな勤務時間というのはあって無いようなものです。

そして、本業とは別に、副業、そしてプライベートな事に十分な時間を使える事が何よりもありがたい今日この頃です。

では、ドイツで現地採用で雇用されたらどんな感じなんだろう、というところを早速見ていきましょう。

自由だなーって思えるの?

思えます。

ドイツで現地採用として雇われていると、伸び伸びと社会人生活を楽しめます。

自由だな、と思える観点として以下の3つを挙げます。

  • 有給を取りやすい。(成果さえ出せば)
  • タイムスケジュールを自分で管理できる。
  • フラットなヒエラルキー。

1つ1つ説明していきます。

有給を取りやすい。

成果さえ出せば、自分の裁量で好きな時に有給を取れます。

ドイツでは、最低24日の有給が法律で保証されており、多くの企業で30日の有給があります。

では、どんなタイミングで有給を取るのか。

これまでドイツで2社経験しましたが、みなさん以下のタイミングで有給を取っていましたね。

  • 夏休み2週間(有給10日)
  • クリスマス2週間(有給10日)
  • 残りの10日は、1週間(有給5日)x2としたり、細切れに取ったりと様々です。

もしも、有給が取りづらい、という事があれば、それは自分の成果がきちんとチームに伝わっていない。 もしくは、そもそも会社があかん可能性があるので転職を考える必要があります。

有給とは別に、ドイツでは祝日が10日あります。 だから、金曜、もしくは月曜が休みでLong weekendとなる事も年に何回かありますね。

ヨーロッパ内の国には、Long weekendを利用してサクッと小旅行。

長期休暇には違う大陸へ旅行に行く(年2回)、そんなライフスタイルを楽しめます。

タイムスケジュールを自分で管理できる。

ここ最近はCovid-19により、在宅勤務の状態なので、スケジュールを自分で管理する、という事は当たり前なのですが、在宅勤務でなくても、タイムスケジュールは自分で管理します。

例えば明日の午前中、病院の予約が入り、半休を取りたい、としましょう。 そんな時でも、自分の仕事を終わらせるスケジュール感と半休の理由を伝えれば、上司もサクッと承認してくれます。

チーム、そして上司ときちんと連携が取れれば、在宅勤務をしようが、カフェで仕事をしようが、タイムスケジュールは自由です。 もちろん、成果を出す事が大前提ですね。

フラットなヒエラルキー

スケジュールを自由に管理できるのも、上司を含めて、チームとの関係がフラットだからこそですね。

先輩、後輩、という感覚はなく、その分野において実力、経験値の差があるから、たまたま高いポジション、低いポジションに就くメンバーがいるのであって、年齢により何かしらの判断をされる事はほぼほぼ無いでしょう。

飲み会?
そういう習慣がありません。

もしも仲良くなりたい同僚がいればサクッとご飯に誘いましょう。

チームビルディングなるものが会社によってはあります。 普段は、同僚と必要以上に関わる事なく、適度な距離を保つドイツ社会ですので、チームビルディングは、いつもとは違う同僚の面を知る良い機会ですね。

給与は十分にもらえるの?

もらえます。

腐らず真面目に仕事をし、成果を会社に対して明瞭に提示することができれば、10年と言わず大台に乗れます。

具体的な話をすると、日本で2年間の職務経験があった僕が、ドイツで最初に雇用契約を結んだ時の条件は45,000EURでした。

今振り返るともう少し交渉をしても良かったのではと思います。

そこから、昇進をする度に給与はあがり、転職をすれば更にあがります。この辺りは日本と同じですね。

給与の話ばかりでは、生活が豊かなのかは分からないので、費用の面を話しますと、当時の毎月の生活費は以下のような感じでした。

Unit: EUR
家賃(光熱費含む):約500
電話・ネット:約50
食費:約500
公共交通機関:約300
旅行:約300

少し貯金ができる程度でしたね。 日本からドイツへ移住し、現地採用として仕事を得ると、20代の若者がドイツで生活(旅行を含める)をするに十分な給与をもらえます。

自己肯定感は高くなるの?

なります。

そもそもヨーロッパに移住したい、ドイツで現地採用として仕事をしたい、と思うからには、それなりの上昇志向、そして「こういう事をすると自己肯定欲が高まる」という具体的なアイデアがあると思います。

例えば、
英語を使って仕事がしたい。
ドイツ語を使って仕事がしたい。
周りのみんなと違う事がしたい。
成果主義の環境に身を置きたい。
自分の市場価値を高めたい。
ヨーロッパちっくな街に住みたい。
サクッとおしゃれなカフェに行ける所に住みたい。

以下の記事でも少し触れましたが、ドイツでは3ヶ国語を話す方は決して珍しくはありません。

【保存版】ドイツで転職を経験した僕が考える、ヨーロッパで就職できる英文レジュメの書き方(テンプレート付き)

ですので、ドイツ現地採用で仕事をすれば自ずと英語、ドイツ語を使う環境に身を置けます。 これであなたもトリリンガル。

日本の地元に帰省すれば、たちまち同級生たちに「xxxちゃん凄いねー。」「お前、トリリンガルって格好良いな!」とチヤホヤされます。

ドイツでは、ほとんどの会社で成果主義です。 年間を通して設定する目標を達成するかしないかで、ボーナスが大きく変わります。 「Just do it」の精神でやりましょう。

例えば日本の大企業で働くと、市場で価値のある知識・経験は身につくの?と心配になりますが、ドイツではそんな事はありません。

自分の進めべきキャリアパスを明確に定めた後は、その分野を深く学び、プロフェッショナルになっていきます。 企業側も、数年で従業員をjob rotationすることはありません。 採用にかかるコストは安くはないですからね。

アフターファイブにサクッとおしゃれなカフェに行きたい。 どうせなら歩きがてら綺麗な街並みの写真も撮りたい。 「私素敵な場所に住んでるよー、ってインスタあげたい。」

大丈夫です。

素敵な街に住む事ができます。 ドイツは平野が広がる地形ですので、人口は分散しています。 ですので、街中心部の1平米有りの家賃は、日本のようにビックリするぐらいの値段にはなりません。

アフターファイブにおしゃれなカフェに行きすぎてありがたみがなくなるかも? その時は新しい楽しみを見つけましょう。

まとめ:期待は大きく、でも着実に1つずつ。

どうでしょうか。

ドイツへの移住を考えられている方は、そろそろドイツの求人情報を探し始めた頃でしょうか。

ドイツで仕事を見つけるにあたり必要な準備が諸々ありますので、その辺りは随時ブログにアップしていきます。

ドイツに移住してからの生活が楽しみでしょうがないとは思いますが、1つ1つ着実に進めていきましょう。

気になる部分、聞いて見たい事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

最後に

ドイツで就職活動をされている方には、以下の記事も参考になると思います。

note ドイツで就職するために必要なプロセス

CVの書き方
【保存版】ドイツで転職を経験した僕が考える、ヨーロッパで就職できる英文レジュメの書き方(テンプレート付き)

カバーレターの書き方
ヨーロッパで就職できる英文カバーレターの書き方(テンプレート付き)

求人情報を見つける方法
ドイツで求人情報を見つける方法

Reference Letterの書き方 ドイツでの就職活動で使えるReference Letterの準備手順(テンプレート付き)

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