こんにちは、筋肉めがねです。
10月1日から新居での生活がはじまります。
これまで何度かドイツで引越しをしましたが、今回の引越しはとてもスムーズに事が進んでおります。
家探しの段階では、18件の物件に対して内見依頼のメールを送り、5件内見し、うち1件と賃貸契約を結びました。
家探しにかかった期間は2ヶ月と、これまでのドイツ生活で最も効率的に新居を見つける事ができました。
それで、家探しの段階から、内見するところまで、これは誰かの役に立つだろうと書き留めていた内容がありますのでシェアしたいと思います。
ドイツで効率良く家探しする時のポイントは?
ドイツで引越し先を内見する時に見るべきポイントは?
この記事では、上の疑問点に回答していきます。
ドイツで家探しをする際、先ずは、どのプラットフォームで家を探すか、というところですが、Immobilienscout24の一択で良いのではと思います。
例えばWGで誰かとフラットシェアしたい、という事であれば、WG Gesuchtを使ってもよいと思いますが、自分で住む、家族で住む、という事であればImmobilienscout24に掲載されている物件が適していると思います。
eBay Kleinanzeigenでも住居を検索できますが、やはり住居に特化したサイトであるImmobilienscout24の方が個人的には使いやすいです。
基本的な情報は必ずプロフィールに載せましょう。
その上で大事なポイントは写真です。プロフィールの写真には自分の顔が良く分かるモノを選んでください。そして笑顔で写った写真であれば尚良いです。さらに、パートナーと一緒に住む物件を探している場合には二人が笑顔で写っている写真を選びましょう。
Immobilienscout24で、住みたい街の目ぼしい物件を見つけ、内見させて欲しい旨を依頼をすることになると思いますが、先ずは、世帯収入(手取り)の約30%を上限値として、家賃で絞り込むと良いでしょう。そして、車をお持ちの方は、必ずガレージ付きの物件を選択しましょう。ガレージがあるだけで、ドイツ生活のQOLは爆上がりします。
少し話はずれますが、QOLを爆上げする方法として、歯科矯正、そして筋トレとあります。筋トレについては、近年の筋トレブームのおかげで、生活にいかにハリを与えるか、という事が認知されてきているように思います。歯科矯正については、別途記事に書こうと思います。
さて、家賃、ガレージ有、で選択した中から、部屋数、レイアウト、駅からの距離(家族の中で電車を必要とするメンバーがいる場合)で更に絞り込みます。
もしも時間に余裕があれば、不動産会社が掲載している物件ではなく、大家さん本人が掲載している物件を選びましょう。 契約締結後に、大家さんとは何度もやりとりをする事になると思うので、間に不動産会社を仲介するとコミュニケーションコストが倍かかります。
この時点で、残っている物件は数件だと思います。
このタイミングで、内見依頼のメールを送り始めましょう。
Immobilienscout24では、物件情報を掲載している大家もしくは不動産会社へ直接連絡を取る事ができます。
内見依頼をさせていただきたい、という点は勿論ですが、例えば以下のポイントに言及しながら、そして「そのアパートでどうしても住みたい!」という熱意を伝えましょう。
大家さんとの幾度かのメッセージのやりとりの後、内見する事が決まると思います。
では、内見時の注意点です。
以下の事に注意して内見しましょう。
内見する際に、先ず気になるのはどんなお家なのか、そして家賃は最終的に幾らになるのか、というところだと思います。
この二つは基本的なポイントだと思いますので、ここでは割愛します。
さて、不動産を購入する時にも良く言われる事ですが、物件の立地は何よりも大事です。
住居を見る時に気をつけるべきは、Location, Location, Locationです。
僕の場合、できれば閑静な住宅街であれば良しですが、そうでなくとも、夜は平穏に過ごせる環境である事が望ましいですね。
旧市街地のど真ん中というのも魅力的な場所ではありますが、大きなスポーツイベントのある日、カーニバルなどの祭りがある日には、一日中賑やかな事もあります。
個人で重要視するポイントは人によって様々なので、各人の好みにあった場所の物件を選ぶ事が良いですね。
そして、最寄りの公共交通機関までのアクセスは確認すべきポイントです。
ドイツの主要な街では、何故か中央駅の周りの治安がよろしくない事が散見されます。
もしも中央駅が最寄りの駅だという場合には、安全に駅まで行けるルートを確認しておきましょう。
契約が決まってからでも遅くはありませんが、何度も何度も新居に足を運ぶ事は賢くありません。
できれば、内見時に引越しのシミュレーションをしておきましょう。
特にベットや棚など、大型の家具を古い住居から新居に運ぶ場合、新居がバリアフリーの環境である事とそうでない事では大きな違いがあります。
万が一バリアフリーではなくとも、一番労力の少ない方法で新居まで家具を運べるルートを確認しておきましょう。
内見するおうちは、往々にして前の入居者が住んでいる状態だと思います。
内見時に色々な家具を見る事になると思いますが、そのうちどれが大家の所有物でどれが前の入居者の所有物なのか、確認しておきましょう。
特にキッチンや、大きな家具については、そのまま引き継いだり所有者から購入したりする事もありますので、交渉する相手を明確にしておきましょう。
このご時世ですので、在宅勤務をされている方も多いと思います。
そんな方にはおうちのネット環境はとても大事なポイントだと思います。
ドイツでは、地域によっては、まだまだ光回線が敷設されていない住居もあります。
そして、ドイツではインターネットを開設するための一連のプロセスにとても時間がかかる事が多々あります。
スムーズにインタネット環境を整えるためにも、前の入居者が使っているインターネットプロバイダー、そして通信速度を確認しておくと良いでしょう。
前の入居者が退去する理由はサラッと確認しておきましょう。
内見時には、大家さんも同席している場合がほとんどだと思いますので、大家さんの手前聞きづらい場合は、前の入居者に後日確認しておくと良いですね。
もしも、前の入居者がネガティブな理由(夜に騒音がする等)で退去する場合は、要検討です。
少し話が逸れますが、これは転職活動の時にも当てはまります。
あるポジションに応募する場合、そのポジションが空いた理由を採用担当者に確認しておくと良いでしょう。
ドイツでは、数十年前に建てられた物件に入居する事もざらにあります。
古い建物の場合、部屋自体は改修されていても、Keller(物置き)は改修されておらず、古いままという事がありますので、Kellerは内見時に必ず確認しておきましょう。
特に隣のアパートに住んでいる方はどんな人たちなのか、大家さんに確認しておきましょう。
同じアパートの中で、ちょっとした事で助け合える友人を作っておく事もQOLを上げる一つの手ですね。
例えば子供が走り回ったり、ホームパーティをしたりと、そういう可能性があれば、階下にも気を配ると良いでしょう。
階下に人が住んでいるのか、はたまたKellerなのか、確認しておきましょう。
これは、内見時には見落としがちなポイントではありますが、水回りの状況は確認しておきましょう。
衛生面が整っているおうちに住みたいものですよね。
いかがでしたか。
今回の記事では、ドイツで家探しをする時に、また内見する時に役に立つtipsを紹介しました。
次回の記事では、新居が決まったらすべき事、について書きたいと思います。
これからドイツで引越しをする、という方の一助になれれば幸いです。