2021年2月9日リライト
この記事は、2019年9月1日に、はてなブログへアップした記事のリライトです。
こんにちは、めがねです。
先日、クラシックのハウスコンサートにて、譜めくり、というものを体験させて頂きました。この経験により、クラシック音楽というものがグッと身近になったので、その過程をシェアしようと思います。
クラシック音楽とはほとんど縁の無かった人生を歩んできた僕にとって、「クラシック音楽」というのは、例えば茶道のような、何となく奥深いものではあるんだけれども楽しみ方が分からない。そんな対象でした。
そんな中、縁あって、幾度かクラシック音楽のコンサートに足を運ぶ事になり、オーケストラの迫力、指揮者の熱意など、少しづつクラシック音楽を楽しめるようになってきている、最近はそういう状況でした。
そして譜めくりです。
譜めくりをさせて頂ける、というお話をいただいてネットで情報を集めました。譜めくりスト、と呼ばれる方達がいて、責任重大な仕事である、と。
以下は、譜めくりをする上で参考にさせていただいた記事です。
こんな映画もあります。
本番で失敗しないために、事前に曲を聴きながら譜面を追っていく練習をするんですね。そして何度も聞くうちに、その曲に対して愛着が湧いてくるんです。
曲に対して愛着が湧いてくる、という感覚を覚える事が、クラシックを知らない人間がクラシックに興味を持ち始める上でとても大事なんでしょうね。そんな事を感じた体験でした。
そして、先日、とあるコンサートを客として鑑賞したのですが、本物の譜めくりストは、演奏後の動きも洗練されてました。演奏が終わると、奏者と共に立ち上がり、ピアノの後ろにサッと移動して、気配を消すんです。
譜めくりは奥が深い。
何はともあれ、こんなに貴重な機会を与えてくださった方々に感謝です。