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2020年8月02日

コロナ禍でのスイス旅行前に確認すべき規制事項(Reopen Europaの利用)

Eiger

こんにちは、筋肉めがねです。

コロナ禍とは言え、ヨーロッパに住んでる方の中には、車で他の国へ旅行される方がいらっしゃると思います。

最近、巷で流行った「愛の不時着」では、スイスがロケ地になりました。

「愛の不時着」を見られた方の中には、ロケ地巡りをしたい、という方もいらっしゃるのではと思います。

ただ、この時期ですので色々と心配はありますよね。

スイスでのコロナ対策はどういう状況か。
今住んでいる国から出国できるのか。
現時点でどういう規制があるのか。

今回、7月の連休を利用して、ドイツからスイスまで車で旅行してきました。

コロナ禍で初めての旅行でしたので、様々な規制を確認して旅行に行く必要がありました。

それらの規制の確認内容をシェアしたいと思います。

これからスイス旅行に行かれる方に参考になれば幸いです。

ちなみに冒頭の写真は、僕が撮影したアイガー北壁です。

まだ「アイガー北壁」の映画をご覧になってない方はこの機会にどうぞ。

規制の確認

スイスでのコロナ対策状況確認

スイスへ旅行に行くと決まったのが7月の初旬、そこから先ずは、スイスにおけるコロナの対策状況を確認しました。

利用したサイトはこちらです。

Reopen Europa

このサイトは、EUがOfficialに開発したサイトで、コロナ禍においてヨーロッパの各国へ入国する際に気をつけるべき事、各国の規制状況をタイムリーに教えてくれます。

スイスはEUに加盟しておりませんが、ヨーロッパの一部ですので、このサイトにも勿論情報は載っております。

今回は、スイスへの旅行をターゲットにしてますので、トップページで「Switzerland」を選択し、Goボタンを押します。

reopen europa

各国のページに飛ぶと、左側に地図、右側にメニューが表示されます。

switzerland info on reopen europa

メニューには大項目が4つあり、それぞれInformation, Travel, Services, Health and Safetyとなっております。

Informationには、他のサイトへのリンクが貼っておりますので、これは最後に確認すれば問題ありません。

information

先ずは、Travel(旅行規制)の項目から見ていきます。

スイスにおける旅行規制

1つ目は「スイス国内で自由に移動しても良いか。」です。

記事を書いている8月2日時点では、問題無いようです。

move within Switzerland

こういう形で11個の全てのポイントを見ていきますね。

2つ目は「EU各国、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインから、旅行目的でスイスに入国し、そして出国できるか。」です。

こちらは、制限付きでYes、という事で、スイスがハイリスクエリアと指定した国・地域からの入国には10日間の隔離政策を設けています。

8月2日時点では、ドイツは対象外ですので、ドイツからの入国、そしてドイツへの出国は制限ありません。

enter and exit switzerland

スイスがハイリスクエリアと指定した国・地域のリストは以下から確認できます。

Mandatory quarantine: list of countries and areas

3つ目は、「スイスを経由する乗り継ぎ便で移動しても良いか。」です。

これは、空港内でのtransit zoneを抜けなければ問題無いという事です。

transit through Switzerland

4つ目から6つ目は、「陸路(車、電車、バスなど)でスイスに入国しても問題ないか。」です。

8月2日時点では、問題ありません。

スイスが国境を挟んでいる国は、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインであり、全てシェンゲン加盟国です。

先ほどの質問にもありましたが、これらの国からの入国規制は現時点ではありませんので、陸路でスイスに入国する事も問題ありません。

enter switzerland by car

enter switzerland by train

enter switzerland by bus

ちなみに、スイスに車で入国し、高速道路を使うには、ヴィニエットと呼ばれるステッカーを購入し、事前に車のフロントガラスに貼って入国する必要があります。

vignette

ヴィニエットは国境付近のガソリンスタンドで40CHFで購入することができますので、スイスに入るまでに必ず購入してくださいね。

有効期限は、購入をした月に関わらず、購入した年の一年間と、その前後の1ヶ月です。

例えば、2020年のヴィニエットであれば、2019年12月1日から2021年1月31日までが有効期限となります。

話がズレましたが、旅行規制に戻りましょう。

7つ目は「海路でスイスに入国しても問題ないか。」ですが、スイスは海に面していないため対象外ですね。

enter to switzerland via ship

8つ目は「空路でスイスに入国しても問題ないか。」です。

こちらも2つ目の質問と重複しますが、スイスがハイリスクエリアと指定した国・地域からの入国には10日間の隔離政策を設けています。

8月2日時点では、ドイツは対象外ですので、ドイツからの空路での入国、そしてドイツへの空路での出国は制限ありません。

enter to switzerland via plane

9つ目は、「EU各国、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン以外の国から制限なしでスイスに入国できるのか。」です。

こちらは、8月2日時点では、規制ありですね。

ヨーロッパに住んでいる方は基本的には問題ありませんが、第三国からの入国には規制があります。

enter switzerland from 3rd country

繰り返しですが、スイスがハイリスクエリアと指定している国・地域の最新リストは以下から確認できます。

Mandatory quarantine: list of countries and areas

10個目は、「隔離措置なしでスイスに入国できるか。」です。

こちらも重複している内容なので、答えはもうお分かりですよね。

スイスがハイリスクエリアと指定している国・地域からの入国には10日間の隔離措置がありますが、EU各国からの入国者には隔離措置はありません。

enter switzerland without quarantine

11個目、最後です。

「陰性検査などの診断書が無いと入国できないのか。」です。

8月2日時点では診断書が無くても問題ありません。

enter switzerland without medical certificate

スイス国内でのサービス状況

続いてスイス国内でのサービス状況を確認していきましょう。

こちらは小項目が全部で10個あります。

1つ目は「生活必需品では無いものを販売しているお店は営業しているのか。」です。

こちらはYesです。

ただ、スイスで大手のスーパーであるMigro、Coopどちらも夕方の19時には閉まるので注意してくださいね。

non-essential shops are open

2つ目は、「旅行用の宿泊施設は営業しているのか。」です。

こちらも、営業しております。

travel accommodation

ちなみに、Booking.comで予約しているホテルについて、コロナの影響で予約を変更する必要がある場合、ペナルティ無しで変更できる場合があります。

万一、予約を変更する必要のある方は以下のページを参考にしてくださいね。

Rebook

3つ目と4つ目は、「レストラン、バー、カフェは営業しているのか。」です。

8月2日時点では、全て営業しております。

restaurant is open

bar and cafe are open

5つ目、6つ目は、「ビーチと観光所(博物館、遺跡など)はアクセス可能か」です。

Yesです。

beach is open

museuma and heritage are open

7つ目は、「パーソナルケアサービスを提供しているお店は営業しているか。」です。

こちらもYesです。

パーソナルケアサービスとは、例えばマッサージ店であったり、マニキュア店のような場所ですね。

personal care is open

8つ目は、「礼拝所は利用可能か。」です。

Yesです。

worship place is open

9つ目は、「中継無しのバスツアーなど、密室空間を使ったツアーは開催可能か。」です。

答えは、Noです。

closed tour can't be organized

10個目(最後)は、「宿泊施設の予約変更に関わる特典について」です。

こちらは、先ほども紹介したBooking.comの件です。

Rebook

rebook

コロナの影響で、宿泊施設の予約を変更する場合、同じ宿で別の日を予約する場合に限り、特典を受けられる可能性がある、ということです。

予約の変更は2020年の12月31日までにする必要があり、予約後の宿泊日は2021年4月31日までに設定する必要がある、ということです。

これまで、スイスのサービス面での規制を確認しました。

最後は、医療・衛生・安全面での確認事項です。

スイスにおける医療・衛生・安全面での確認事項

こちらは全部で10個の小項目があります。

先ずは1つ目、「スイス国内でロックダウンされている地域はあるか。」です。

8月2日時点ではありません。

lockdown

2つ目は、「公共の場でマスクの着用が義務付けられているか。」です。

答えは、Noなんですが、このページにも書いている通り、マスクの着用は強くオススメします。

そして、公共交通機関に乗る場合には、スイスでは、12歳以上の方にはマスクの着用が義務付けられています。

他人との距離が1.5m確保できない場合は勿論、屋内に入る時には、基本的にはマスクを着用しましょう。

facemask

3つ目は、「他人と1.5mの距離を保つ必要があるか。」です。

答えはYesで、もしも1.5mの距離が保てない場合は、必ずマスクを着用しましょう。

social distance

4つ目は、「旅行者が守るべき安全衛生面のプロトコル」について書かれております。

旅行者が公共施設を訪れる場合、その施設で定められている規則を守る必要があること、また万一スイスで病気の症状を感じた場合には、現地での指示(お医者さんなど)に従う必要があると書かれています。

protcol about safe and health

スイスでもContact tracing appはありますので、この機会にぜひダウンロードしましょう。

tracing app in Switzerland

また、旅行保険には必ず入っておいてください。

旅行保険の代わりとまではいきませんが、スイスで最低限の公的医療を受けることのできるEuropean Health Insurance Card(EUがオフィシャルに提供している)というものもありますので、旅行保険の手配をする時間が無い方は、こちらもオススメです。

European Health Insurance Card

続いて5つ目は、「公共交通機関における安全対策」です。

先程と重複しますが、12歳以上の方はマスクの着用が義務付けられています。

safety in public transporation

6つ目は、「スイスの主要な携帯キャリアは、コロナ関連情報をユーザーに提供する。」という事が書かれています。

message from mobile operators

これは、例えばドイツテレコムのsimカードを入れたスマートフォンでも問題無くメッセージを受け取れます。

具体的には、以下のようなメッセージが、スイス入国と同時に送られてきます。

sms from switzerland mobile operator

7つ目は、「Contact tracing app」についてですね。

contact tracing app

先ほども触れましたが、Google Play Store、Apple Storeのどちらでもダウンロード可能ですので、ぜひこの機会にダウンロードしてください。

tracing app in Switzerland

8つ目は、「公共の場での集会」に関する事です。

公には、スイスでは、ゲストが300人以下のグループに分かれていることを条件に、1,000人までの公私のイベントが許可されています。

また、それ以上の規模のイベントは2020年8月31日まで禁止されています。

ただ、スイスでは極力、イベントへの参加は避けた方が賢明でしょう。

gathering in switzerland

9つ目、そして10個目(最後)は、「旅行規制」の箇所で触れた以下の2点と全く同じです。

  • 「隔離措置なしでスイスに入国できるか。」
  • 「陰性検査などの診断書が無いと入国できないのか。」

それぞれの答えは、以下でしたね。

隔離措置については、スイスがハイリスクエリアと指定している国・地域からの入国には10日間の隔離措置がありますが、EU各国からの入国者には隔離措置はありません。

診断書は無くても問題ありません。

最後に、はじめにスキップしたInformationについて、紹介されているページを読みましょう。

基本的には、これまでにチェックした項目の復習になるはずです。

スイス滞在中に、電話で情報を仕入れたい方のためのhelplineはこちらです。
+41 58 463 00 00

いかがでしたか。

ここまで、スイス側での規制を見てきました。

続いて、ドイツ側の規制を確認しましょう。

ドイツの規制確認

基本的には出国制限というものはありませんので、ドイツへの入国規制を確認する必要があります。

こちらもReopen Europaのドイツのページで確認する事ができます。

germany on reopen europa

ドイツ以外の国に住まわれている方も、ぜひ住んでいる国の情報をReopen Europaで確認してみてくださいね。

ドイツへの帰国については、Travelの項目の4つ目、「陸路でドイツへの入国について」に以下のように掲載されております。

Specific measures for German residents exiting or returning to Germany. Individual countries can continue to restrict entry or ask for quarantine upon entry on their territory. Germany has a quarantine requirement in place in all federal states on the basis of the Protection against Infection Act (Infektionsschutzgesetz) for those returning to and entering Germany from regions designated by the Robert Koch Institute as risk areas. The quarantine requirement also applies (with the exception of transit passengers) for travellers with an important reason for travel. A travel warning is currently issued for Luxembourg and some areas in Spain

ドイツでは、ロバート・コッホ研究所が指定しているリスクエリアからの入国者に対しては検疫を義務づけております。

ロバート・コッホ研究所が指定しているリスクエリア

スイスは、8月2日時点ではリストに入っておりません。

ただ、念には念を入れて、ドイツへ帰国後の2週間は自宅隔離する事を計画するなど、周りの方への配慮ができると一層旅行も充実したものになると思います。

スイスからドイツへ帰国する際の規制は、現時点ではありませんが、最後まで気を抜かずにドイツに帰国してくださいね。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、ヨーロッパに住んでいる方が(特にドイツ在住の方向け)、陸路でスイスへ旅行する際に、どういう規制に気をつけておくべきか、解説しました。

勿論、最後は個々人での判断にはなりますが、コロナ禍でも安全に、且つ心配事を可能な限り排除した旅行計画の一助になれたら幸いです。

最後に、スイスに訪れた際には、ぜひアイガー北壁をご覧になってください。

ただただ圧倒されます。

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